++ てしごとDiary ++
izumiジュエリーシマノの藤沢泉のページです。
神奈川県小田原市に、ジュエリーショップを経営しております。

ジュエリーの紹介の他、アクセサリースクールの情報、またプライベートについても、
日々のことを書かせていただきます。




(背景は Happy Cloverシリーズ−シロツメクサのチョーカー)


2006. 8. 31. Thu 月末 展示会 打ち合わせ
2006. 8. 30. Wed ドレス用アクセサリー
2006. 8. 28. Mon 物語を皆で聞く夜
2006. 8. 27. Sun オリジナル続々・・
2006. 8. 26. Sat あすあさってを乗り越えよう!
2006. 8. 25. Fri 東京ウロウロ
2006. 8. 24. Thu 若冲と江戸絵画展
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2006. 8. 28. Mon
 
物語を皆で聞く夜
阿部ちゃんの一人芝居 
「阿部一徳のちょっといい話してあげる − ぼくは747を食べている人を知っています」 
いよいよ上演の日となりました。 
 
3時半に小田原駅に着いた阿部ちゃんと若林さん(アコーデオンの奏者さん)たちを迎えに行って、月天さんへ。 
私はまだやりかけの仕事があったので1度アトリエに戻り、5時半に月天さんに戻ってきたら、2階の空間には、もう芝居小屋の空気感がありました。 
 
テーブルを少し寄せて作っただけの、小さなスペースに、赤い椅子とそれより小さな黒い椅子。それを照らすライト。本当にただそれだけなのですが、特別な場所になっていて、少し緊張します。 
 
7時から開演ですが、チケット代を清算して、ドリンクを注文、受け取って席に着く・・ということを考えると、なるべく早く集まって欲しいな、とは思っていたのですが・・。 
ご予約いただいた40人の方が、キャンセルもなく、一人残らず7時までに着いてくださった。みなさんがとても楽しみにしてくださっていたこと、伝わってきました。 
 
 
お座布団に座って、片手には好きな飲み物を持ち、ひじは机について、というリラックスしたムードの中、語りが始まりました。 
 
747というのはボーイング747、ジャンボジェット機のことです。 
10歳の時に好きになった女の子への一途な想いを、ジェット機を食べ尽くそうとすることで表そうとする男と、それを世界記録として認定しようとする男、それを取り巻く人々のとんでもない物語。そして舞台は、ネブラスカ州スペリオール!     
 
アコーデオンの音色にのって、阿部ちゃんの口からスペリオールの広い土地の様子が語られると、明るい黄緑色の大地がふわっと頭の中に広がる。 
そのまま鳥になったように俯瞰でその景色を楽しみ、小屋の屋根をかすめて大地に降りる。 
 
ジェット機を粉砕する機械の音が聞こえ、銀色の粉末がケチャップに混ぜられ、食べ物と一緒にゆっくりと武骨な男の口から体に入っていくのが想像できる。 
 
小さな男の子、魅力的な女性、町の人々が次々と現れて、ストーリーの展開とともに、生き生きとちゃんとしたキャラクターとして顔が浮かんでくるようになります。 
ほんとに不思議・・。今日も連れて行かれちゃった・・。 
 
 
1時間半の上演が終わり、その後お時間のある方はお料理とお酒をいただきながらゆっくりすることができました。 
30人ほどが残られ、そのテーブルを阿部ちゃん、高階さん、私で回って皆さんとお話しましたが、それは本当に楽しいものでした。 
 
皆さんがいろいろな質問をしたり、感想を述べられるのを聞けて、とても刺激的でした。40人いれば40の少しずつ違った風景が頭の中にあるのでしょうが、同じ体験を共有できたというのはおもしろい。 
こんな風に地元でリラックスしてお芝居を見て、のんびりとごはんを食べて、友達と話すなんて、本当に贅沢なことですね。 
 
阿部ちゃんも高階さんも、この小田原公演はとても楽しく有意義だったということです。 
また来年、他の話を聞かせにいらしていただきたいな。 
 
 
  

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