++ てしごとDiary ++

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izumiジュエリーシマノの藤沢泉のページです。
神奈川県小田原市に、ジュエリーショップを経営しております。

ジュエリーの紹介の他、アクセサリースクールの情報、またプライベートについても、
日々のことを書かせていただきます。

（背景は　Happy Cloverシリーズ－シロツメクサのチョーカー）

2006. 8. 31. Thu		月末　展示会　打ち合わせ
2006. 8. 30. Wed		ドレス用アクセサリー
2006. 8. 28. Mon		物語を皆で聞く夜
2006. 8. 27. Sun		オリジナル続々・・
2006. 8. 26. Sat		あすあさってを乗り越えよう！
2006. 8. 25. Fri		東京ウロウロ
2006. 8. 24. Thu		若冲と江戸絵画展

2006. 8. 13. Sun

Specialな一日

夕べ夫には、「明日はお昼は来ないよ。夜来るね。」と言っておきました。

病状のことは心配ないのですが、退屈だろうな、と思うので昼に夜にと顔を出していたのですが・・、今日はちょっと気晴らしにひとり遊び。

神戸、灘の兵庫県立美術館へ。２年前にできた安藤忠雄建築です。
（しかし、最近の美術館・・安藤設計ばかりだなぁ・・。好きだけど。）

「アルベルト・ジャコメッティ展　－　矢内原伊作とともに」

ジャコメッティといえば、すぐにあの針金のように細く伸びた、不思議な、黒い彫刻が思い浮かぶのではないでしょうか？

小学校の図画工作の時間に、ジャコメッティ風の石膏の像を作ったことがあるのです。
針金で土台を作って、その上に新聞紙をぬらしたのを巻きつけて肉付けをして、乾いたら石膏にジャブンとつけるというものでした。

私は無謀にも、走り高跳びをしている人を作るということにしたから、それはそれは苦労した・・！（空中に浮いてるんですよ！安定性がない・・笑）
５年生か６年生のことでしたが、この図工の時間のことをなぜかとてもよく覚えています。

授業のはじめに友達がゲラゲラ笑ったのは、先生がまず見本に見せてくれたのが、がりがりの骸骨のような彫刻だったから・・（写真だったのか、立体だったのかは思い出せないのですが）。

けれど、最初に見た見本の印象が強かったせいで、みんな骸骨のような人物を走らせたり、うずくまらせたり、いろいろな形で作りました。
今思うとあの見本はジャコメッティだったに違いないです。

そんな思い出とともに見た作品は、想像以上の力のあるものでした。
「見えるがままに」表現しようとした、その気迫、集中力が迫ってくる！すっかり圧倒される。
日本の哲学者矢内原伊作との交流も大きな軸として構成されています。これもおもしろいものでした。友情とか、影響を与え合うということの素敵さを考えたり・・。

さて、美術館の中にはレストランがあり、今日はここでランチをしました。

白い空間で、海の見える席で気持ちがいい！
実は今日は誕生日だったのです。
誕生日と言えば・・ここ２年はシャンパンとともに記念撮影していましたが、残念ながらグラスシャンパンはないそうで・・。なので赤ワイン！

サーモンのポワレのデザインの美しさ！しかもおいしかった！

ほろよい気分で館内をウロウロするのは、一人遊びの最高の幸せです。
良い休日、よい誕生日。そんな一日を過ごさせていただきました。

＊写真３.ぐるりとカタツムリのような丸い階段。コンクリートの壁。光の使い方の素敵な安藤忠雄さん作品。

◎	izumiさ～ん、お誕生日おめでとうございます！「食べ物以外の事がわかるかしら～」と美術館に行く機会を作れずにいる私でもizumiさんのブログで美術館の紹介を見ると行ってみたくなります。こちらに戻ってきたらお誕生日のお祝いしましょう！ atsuko ..8/14 9:25（Mon）

◎	atsukoさん、どうもありがとう！ sasayanの体調はいかがですか？３日間の安静ということでしたね・・。ゆっくり休めたかしら？仕事をしてると、美術館にいくチャンスはなかなかないんですよね。私も長年そうでした。この２年は神様からもらった休養でしたが、アートを見るということは、色、形、作業の跡を見るほかに、作者の人生とか、それから開催している美術館の持つ思想を知るとか・・すごく良いものでした。 atsukoさんのように、考えを持って食物を作られる方なら、ヒントになることがいっぱい詰まってるように思いますよ！また会いましょう～！ izumi ..8/14 9:57（Mon）

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