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2007. 1. 28. Sun
       マツダの競技用駆動系の話 グループC編 2
前回の717〜737の次に製作されたのが、757〜787Bまでのシリーズになる。このシリーズのモノコックはアルミ製からカーボンに変化する時期だが、大きく見れば基本は同じ流れのモノコックである。 画像はその中間の時期の767である。 エンジンは757の3ローターから767〜787Bの4ローターに変化した。 トランスミッションは757〜787Bまで全て、実績のあるポルシェ956/962に搭載されたポルシェ製の物を使用していた。オイルタンク兼用のクラッチハウジングはマツダロータリー専用の物が製作され、それにポルシェのシンクロ付き5M/Tをドッキングしたのだ。当初、757のラッキーストライクカラーの時は、インプットシャフトのケース内の支持部分のわずかな加工ミスで、2台ともレース中盤でインプットシャフトを破損してリタイアしている。次の年のMAZDAカラーの757は順調にレースをこなし、国産車初の総合7位でゴールした。その後4ローターに移行しても元々ポルシェの1000馬力に耐えられる、信頼性の高いトランスミッションなので、1991年に総合優勝した787Bまで使用された。 
エンジンはマツダのロータリーなので、特に問題は無い訳だか、耐久王ポルシェのトランスミッション技術を利用したのは、勝つ為には合理的な考え方だったと思うし、不安要素を減らす意味でも重要だったと思う。 
自動車メーカー=エンジンメーカーというイメージが強いから当然とも言える。 
 
 マツダスピードのグループCカーの歴史等は、個人サイトの Cカー探偵団 が判りやすいです。 
  (私も、Cカーの製作等に係わり、レースでも数回ハンドルを握って現場にいたので、情報掲載に協力してます)
  
 
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