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2006. 12. 28. Thu
       マツダの競技用駆動系の話 1
先日、行なわれた筑波のロードスター最速王のイベントで、参加したロードスターの内、3台が駆動系のトラブルで、決勝を走行できなかった。  
 
ロードスターを中心にしたチューニングだけでは情報量が少なくて、仕方ない事ではあるが、エンジンチューンが進んで300PSを越える様になると、このNA/NB用5M/Tは、壊れても仕方ない状況に陥るのだ。  なぜかと言うと・・・・ 
まず、ロードスターで使用されている5M/TはSA22CのRX7の時代に産まれたミッションと同じ、約30年前の設計なのである。(ケースの形状や内部のパーツはそれなりに進化していますが・・・) 
当時、マツダの海外レースを展開していたのは、マツダ本社の中の、先行開発と呼ばれたセクションで、SA用のスポーツキットパーツの開発も担当していて、より強化されたミッションを実戦で使用していた。 
その5M/Tでも、デイトナ24時間耐久レースで総合優勝した、ゼッケン7のSAはエンジンは12Aでパワーは260PSぐらいだったので問題無かったが、その後マツダオート東京(潟}ツダスピード)がル・マン24時間に参戦させた、13B/310PS搭載のRX7−254はレース中盤に、ミッションの内部パーツを総交換しなければ完走できなかった。 また国内の1000kmレースに参加していた13B搭載マシンは、レース毎にOHをしなければ、安心して参加出来ない状況だった。  その程度の5M/TにレシプロTCのトルクで300PS以上のパワーを掛ければ・・・・ 耐久レースで無くても、壊れても当然なのでした。 (;^_^A 
ちなみに、当時のSA−RX7の競技車両の重量は、860kg前後でした。 
 
歴史的な内容は、記憶違いの可能性もあります。 御了承下さい。
  
 
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