まほろば日記

2004年1月17日〜 発信 上田まほろばYH
 

2005年10月31日(月)
 
YHを結んで歩く旅パートUA
国宝大法寺三重塔は見返りの塔と言われ、あまりに美しいその姿に思わず振り返ってしまうといわれている。 
安楽寺の三重塔にも近く、文化財の宝庫といわれるゆえんである。 
半径10キロ以内に三重塔が四つもあり(前山寺、信濃国分寺と)、寺社巡りの好きな方には好適地といえる。 
参加の二人は大法寺には過去に来ていたので、その奥にある曹洞宗・萬年山昌寺まで行くことにする。 
大法寺から歩いて10分くらいだが、ここまでは殆ど行く人がない。 
ところが東昌寺の大きな構えとその山門、鐘楼の見事さに圧倒されてしまった。 
この山門の天井には見事な六面の絵がはめ込まれている。麒麟、唐獅子、鳳凰、龍など、狩野派の流れをくむ絵師の仕事のようだ。 
この辺りでは他に類を見ない立派さである。 
また鐘楼は上田市の文化財になっていて、諏訪の宮大工・立川流二代目立川和四郎が建立したといわれる。見事な彫り物が周囲に施され、天井にはこれも龍の墨絵が描かれている。 
周囲の景観も背後の山、前面の景色などが四神思想、風水思想に基づいていると言われている。 
 143号線から、わずか入っただけなのに、杉や高野槙の木立に囲まれ人けもなく、幽玄な雰囲気が漂っている。 
ゾクゾクするような霊気が立ち込めているといおうか、一人では来れない、けれど又来て見たい不思議なところである。   
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10月 30日(日) YHを結んで歩く旅パートU@
10月 29日(土) 国際交流
10月 28日(金) フック配り
10月 27日(木) ヴィラデストワイナリー
10月 26日(水) お花の稽古
10月 25日(火) YHを結んで歩く旅B




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