まほろば日記

2004年1月17日〜 発信 上田まほろばYH
 

2005年12月14日(水)
 
軽井沢あれこれ
軽井沢のホテルで、俳句の倉田紘文氏の「旅と俳句」という講演があり、出かけた。 
前から、軽井沢のイルミネーションがきれいだということを聞いていたので、合わせて見てこようという目論みであった。 
講演は午後1時半からで、早く行かないと座れなくなるとあせって行ったら、予想に反して聴講者は30人ばかり。おかげでゆっくりと身近に話を聞けた。 
倉田先生は”蕗”という結社を主宰していて、NHKでも選者をしたことがある。わざわざ九州からみえたのだ。 
 西行、芭蕉から始まって藤村、牧水、山頭火あたりまで、旅にあって詩想が膨らんで良い詩歌が生まれている。 
そして、その背景には必ず女性がからんでいる。 
自然と女性というのが、創造の源らしい。 
3時半には終り、暗くなるには間があるので、夫の恩師の家が近かったのでお寄りした。田中先生といって、あの田中知事の父上である。 
奥さん(つまり母上)も70代になっておられるが、とてもしっかりした方で、政治に関してもきちんとした意見を持っている。この母親あっての知事だなとわかる。 
 
この頃は5時過ぎると、とたんに暗くなる。お宅を辞してイルミネーションめぐりをした。一番期待した雲場の池近くの恵シャーレーが見つからず、矢ヶ崎公園と旧道のロータリーを回った。 
ロータリーのデコレーションが素敵で、特に箱庭のように家並を作って、その小さな家々に灯りがともり、そこに雪が降ってくる様は、あの”クリスマス・キャロル”そのもの。 
物語の中に吸い込まれていくようだった。 
  
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12月 31日(土) 締め括りは風邪
12月 30日(金) 煙が昇れない?
12月 29日(木) 松の木の伐採
12月 28日(水) 年賀状書き終る
12月 27日(火) 御神渡り?
12月 26日(月) 上品なご婦人方
12月 25日(日) 語るに足る、ささやかな人生




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