++ てしごとDiary ++
izumiジュエリーシマノの藤沢泉のページです。
神奈川県小田原市に、ジュエリーショップを経営しております。

ジュエリーの紹介の他、アクセサリースクールの情報、またプライベートについても、
日々のことを書かせていただきます。




(背景は Happy Cloverシリーズ−シロツメクサのチョーカー)


2022. 1. 27. Thu リングからネックレスへのリフォーム
2022. 1. 25. Tue ロンドンブルートパーズ
2022. 1. 24. Mon さまざまな交差点
2022. 1. 22. Sat ブルー好きの方のために・・
2022. 1. 20. Thu 大きなダブルフェイスカメオ
2022. 1. 14. Fri カメオの紹介があまりできなくて・・
2022. 1. 11. Tue それぞれの出来上がり
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2022. 1. 20. Thu
 
大きなダブルフェイスカメオ
以前、カメオフェアを開催したのは2018年の10月でした。 
 
この時初めて両面にカメオがセットされたペンダントを扱うことになりましたが、その楽しさにとても感激して、「ダブルフェイスカメオ」と勝手に名付けました。 
 
<両面>ということ、<2つの顔>(女の人の横顔)があること、のダブルミーニングで今もお気に入りのネーミングです。 
 
今お店に並べているカメオの中に、1点だけ、この両面のカメオがあります。 
今回は大型。一生ものです。 
 
片方はドイツで彫られた、ブルーのストーンカメオ。ブルーの縞メノウの段を利用して彫られたものです。 
メノウの一番後ろ側は深い紺色、ブルー、上に行くにしたがって白。この色の違いを利用して彫られています。 
裏を向けると、その一番後ろの紺色が背景となって、その上に切り抜きのシェルのカメオが載せられている、そういう構造です。 
 
シェルのカメオは、イタリアナポリの近郊、トーレ・デル・グレコ で彫られたものと思われます。 
 
この2つの国のカメオ、楕円のその大きさがピッタリと同じものを用意し、2枚を張り合わせ、ぐるりと18金ホワイトゴールドで囲む。厚さが均一でありませんので、これはとても難しいのです。 
 
そして繊細な模様の彫りをつけて優雅な雰囲気にしています。(枠作りは日本です) 
 
まさに3つの国の素晴らしい技術が集結している一品。 
石のこと、貝のこと、マエストロのこと、日本の技術・・・あれこれ思い巡らせたりすると、楽しいです。
  

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