++ てしごとDiary ++
izumiジュエリーシマノの藤沢泉のページです。
神奈川県小田原市に、ジュエリーショップを経営しております。

ジュエリーの紹介の他、アクセサリースクールの情報、またプライベートについても、
日々のことを書かせていただきます。




(背景は Happy Cloverシリーズ−シロツメクサのチョーカー)


2025. 7. 20. Sun 藤田嗣治 絵画と写真
2025. 3. 31. Mon 上野公園の桜の様子
2025. 2. 10. Mon 回数券終了・・
2024. 7. 01. Mon アレクサンダー・カルダーのモビール
2024. 6. 24. Mon Ryuichi Sakamoto/Opus
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2025. 7. 20. Sun
 
藤田嗣治 絵画と写真
東京ステーションギャラリーで開催中の藤田嗣治さんの展示を見てきました。 
 
レオナールフジタの作品は、秋田に大きな壁画があり(秋田の行事)、それに関連しての展示を見たり、またポーラ美術館にもたくさんのコレクションがあるので、よく見ている方だと思います。 
そんなわけで、身近に感じていた乳白色の美しいフジタの絵画でしたが、今回はちょっと違う切り口で、かなり面白かったです。 
 
絵のためのメモのように、旅先でたくさんの写真を撮られていました。 
外国人の表情、服装、小物、部屋の様子など、膨大なスナップ写真と、それを元に構成された絵画を一緒に展示しているのはとても楽しいものでした。 
写真は記録のために撮っているとのことですが、1枚1枚が魅力的でした。 
色彩や構図がやっぱり独特で・・。画家の感性というものでしょうか。 
 
また、自身をモデルとしてたくさんの写真を残している。 
おかっぱ頭、黒い丸メガネ、目立つファッション。時には猫を傍に・・。 
それはパリに住みながら、日本人画家として第一線で活躍するためにとても必要で役立ったものでしょう。 
セルフブランディングの確かさにも敬服しました。 
 
木村伊兵衛、土門拳 が撮ったフジタの写真。 
このあまりにも有名な写真家達との交流や、フジタを見る目の違いなども興味深く、贅沢でした。 
 
絵画も写真もパリもお好きな方へおすすめ。 
スライドもたくさんあり、時間を取って行かれるといいと思います。 
 

  

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2025. 3. 31. Mon
 
上野公園の桜の様子
大体月曜日は都内に出ています。 
先週はちょうど開花宣言があって。だけどまぁ1つの木に1つ2つ花が咲いてるの見てもな・・と思ったので、どこにも寄らず。 
 
1週間経ったら、もう満開宣言です。 
ということは来週はもう散ってしまうのですから、それは寒くても見ておこうと思って。 
仕事先から一番近い見どころは、上野公園です。 
 
月曜日だしこの寒さだし、そう混んでないだろうと思いましたが、駅を降りたらものすごい人の波です。 
横断歩道をぞろぞろと渡り、公園に上がると人がいっぱいですね!外国のお客様がまた多いこと・・。 
 
花冷えなんてものじゃなく、あられも降ってきた、そんな陽気でしたが、木の下にはグループで席を取る人たちでブルーシートが敷き詰められていました。 
(夜のお花見、今日は風邪引きますよ・・・><) 
 
今日は青空でなかったので、ピンクの花びらが透けて見える、というわけにはいきませんでしたが、気になる桜をそばで眺めて、満足しました。 
毎年見ていてもその場に行かないと気が済まないのはなぜなのでしょう。小田原城の桜のことも思うとうずうずします。
  

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2025. 2. 10. Mon
 
回数券終了・・
定休日は都内に出て仕事を済ませにあちこち回る。 
それが私の36年の生活です。 
 
普通に休みを取りたいと思ってはいます。 
それも自分の意思次第だと分かってるのですが、それを出来ないのは結局仕事好きなんでしょう。 
 
新幹線の回数券が最後の1枚で。 
何年間お世話になったかしら。今日の帰り道からは正規料金となり、だいぶ負担が大きくなります。 
 
金額面だけでないのですよね。 
お財布にいつも回数券があるだけで、東京は近かった。 
 
急に午後から3時間だけ取引先に行ってくるね、と走って小田原駅に行くような私にとって、何も考えなくても改札を通り抜けられる魔法の切符でした。
  

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2024. 7. 1. Mon
 
アレクサンダー・カルダーのモビール
先日はティファニー展で虎ノ門ヒルズでしたが、今回は麻布台ヒルズ。 
「カルダー:そよぐ、感じる、日本」を見てきました。 
 
アレクサンダーカルダーと言っても、名前を知っている方は少ないと思います。モビールを発明した方と言って良いのかしら。 
 
同時代のモンドリアンの絵画を見て、この長方形を振動させたら面白くないか?と 思いついたそうです。 
そしてマルセル・デュシャンが、カルダーのアートに「モビール」と命名したと。あまりにも有名なアーティストの絡みにちょっと震える。 
 
私がモビールを意識したのは、ちょうど20年前。 
2004年大阪に引っ越したのですが、この年に移転開館した国立美術館の柿落としは、マルセルデュシャンでありました。便器のアートについたタイトル“泉”について、腕組みして考えていた。 
 
小田原と大阪を行ったり来たりする生活の中で、国立国際美術館に行くことは本当に楽しみで。 
その美術館の高いところにゆっくりと動く赤いモビールを眺めるのが、人生の喜びくらいに感じていました。 
 
大阪では友達もいなくて、日中ずっと一人でしたから、時間がありましたし、ほぼ誰とも喋らないという状況を味わおうとしていました。 
 
その時に眺めていたモビールが、カルダーの作品で「ロンドン」というタイトルだということを今回知りました。 
 
生きていると、あの時のあれはこれで、ここに繋がって・・ということが増えてくるから楽しい。 
カルダーの作品が日本の色々なところで収蔵されていることがわかり、また訪れた先々で見つけることも楽しみです。
  

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2024. 6. 24. Mon
 
Ryuichi Sakamoto/Opus
月曜日は都内で仕事先をいくつか回り、早めに終えられたので、久しぶりの銀座シネスイッチへ。 
 
坂本龍一さんのOpus は見ておきたい映画でした。 
2023年3月に亡くなられましたが、その半年前に収録されたもの。 
ご本人が選んだ20曲で構成されたピアノコンサートです。 
 
映像は終始モノクロのみ。会場はNHKのスタジオだそうです。 
背後の壁がモンドリアンの絵のようで、その前にある1台の黒いピアノと簡単な照明と坂本龍一さんだけ。 
 
ピアノとご本人の黒いシルエットだったり、光をすかしてみる真っ直ぐな銀髪も美しくて。 
ご本人の息遣いや、表情、手の皺や鍵盤から離れた手が指揮者のように動くことなど、目に焼き付けました。 
少ししんどそうな表情もあり、一時も目を離せなかったです。 
 
YMO時代のTon Pooがピアノで奏でられたのも素敵でした。 
Merry Christmas Mr. Lawrece は、あの高音のキラキラ光るような音が本当に美しい。 
 
全編、鍵盤を撫でるように、何かを確かめるように弾かれているお姿が神々しく、心に残る1本となりました。
  

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