NOPROの最新情報や日常の出来事など不定期にアップしています。
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2008. 1. 28. Mon
MS時代に作った物 3
私が製作した物ではありませんが、こんな仕事もしました。
全国のマツダディーラー向けの衛星放送で使用した、FCセブンでN1クラスの車両を製作する、解説映像の製作協力です。 実は私はその放映は一度も見ていないのですが・・・ 「なぜバケットシートが必要なのか」とか「レース用エンジンには不要なパーツ」等々 走行シーンも含め、数回に渡り放映されたらしいです。(;^_^A
右端の画像は、北欧の女性ラリードライバーが来日した時、FISCOで接待試乗会があり、そのアシストをした時の記念写真です。 BFMR型ファミリア4WDターボは、当時のWRCや全日本ラリーで大活躍しました!
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マツダスピード関係
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2008. 1. 27. Sun
MS時代に作った物 2
MS時代に携わった仕事は、かなり幅広いです。
画像は、FISCOのペースカーで、FCのセブンが新発売になった時に製作しました。
ロールバーやダンパー関係、無線機、回転灯、フラッグホルダーの設置等々・・・
中でも、特に私が勝手にオリジナリティー?を出したのが、回転灯の取付け位置です。 マツダ本社からの依頼作業なので、細かな打ち合わせが中々できなかった割に作業時間はギリギリだったのも有るのですが・・
当初の指示は、横一列に取付ける指示だったのですが、あまりにもセブンのデザインに合わなかったのと、横からの視認性も向上するので、私の独断でΛ型の配置で取付けてしまいました。
直属上司はヒヤヒヤ物でしたね (;^_^A もう時効ですね(爆)
今では、ブーメラン型タイプの赤色回転灯のパトカーも、普通にありますが、当時は野暮なデザインの物しか、ありませんでしたね〜
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マツダスピード関係
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2008. 1. 26. Sat
MS時代に作った物 1
先日、ロードスターシヨップ・
JoyFastのブログ
を見たら、昔懐かしいMSタイプの
牽引フック
のネタが掲載されてました。
このタイプのフックは、NAロードスターのプレス対抗用にマツダスピードで製作した25台が初めてなので、MSタイプと名が付いたのかも知れませんね。
これを最初に製作したのは、当時MSに在籍していた私です(^^ゞ スチールの丸棒をバーナーで熱して丸めて合わせ面で切断し、位置を修正し溶接した訳で、それを発売前のNAロードスターに取付けたのでした。
その後、オクヤマから一般販売用に同形状の物が発売になった様です。
このネタをきっかけに、色々な記憶が蘇えりました・・・ (^^)ゞ
FC用のロールバーで昔からある普通の6Pロールバーだとヘルメットがやたら接触するので、当時のグループCカーのロールバーを真似て作ったのが、左の画像のタイプです。 この後、この様な自由なデザインのロールバーが市民権を得ました。 作った当時はJAFの技術員のOKが取れるか微妙でしたが、技術担当の上司がOKをだしたので・・・ 後にロードスター用も同タイプの物がオクヤマから発売になりました。
又、スタイリッシュなタワーバーも製作しました。 タワーバーは無骨な物が多かったので、デザインも重視して作ったのですが・・・ 価格が高くなり営業担当からは評判悪かったですね〜 (;^_^A
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マツダスピード関係
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2007. 10. 1. Mon
F1日本GP 見学 3
入場チケットは日曜だけでも見に行くと頑張る?知人に譲り、決勝日は会社でテレビ観戦でした。
スタートからペースカーランのF1でしたが、レース展開はご存知の通りです。
このペースカーですが、ベンツのスペシャルチューニングカーですから、なかなか凄い走りでしたね〜。
私もFISCO時代にマツダ主催(正確にはマツダスポーツカークラブ)のレースの時、ペースカードライバーを10年ぐらいやってました。
まだマツダスピードが元気な頃は、マツダのワークスドライバーと交代でハンドルを握り、ミス・ロータリーがレースクイーンを担当していましたが、MSが無くなってからは、私がメインで他のクラブ員と組んで担当してましたから、かなり忙しかったです。特にスプリントレースで、スタート直後の赤旗は、フォーメーションラップからやり直しで、周回数が減り、次のレースまで直ぐですから、弁当食べる時間もろくに無かった時もありました。
又、ペースカーと言っても所詮ノーマルに、足まわりだけチューンした車で、タイヤもスポーツラジアルですから、雨の走行はかなり辛かったです。特にTSクラスなどレインタイヤを使用できるクラスは、ペースカーの方が余裕無いですから・・・ それでもコントロールタワーから、「タイスケ遅れてます。もう少しペース上げて下さ〜い」などと無線で言われると、もう大変! 私は経験無いですが、他の主催者の時にペースカーがスピン!とかクラツシュ〜!なんて事があったと噂では聞いた事があります。
F1用のペースカーには当然、専用のレインタイヤも有るんでしょうね〜 (^_^)
Joyの伊佐治氏がロードスターN-0レースで優勝した時
も、スタート前に引っ張ったのは私です。 そのときのペースカーはトヨタのソアラでした。 なるべくタイヤを暖められる様、一応気ぃ使った引っ張りペースの周回だったと思いますが・・・ 又、 昔話になってしまいました (;^_^A
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マツダスピード関係
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2007. 1. 28. Sun
マツダの競技用駆動系の話 グループC編 2
前回の717〜737の次に製作されたのが、757〜787Bまでのシリーズになる。このシリーズのモノコックはアルミ製からカーボンに変化する時期だが、大きく見れば基本は同じ流れのモノコックである。 画像はその中間の時期の767である。 エンジンは757の3ローターから767〜787Bの4ローターに変化した。 トランスミッションは757〜787Bまで全て、実績のあるポルシェ956/962に搭載されたポルシェ製の物を使用していた。オイルタンク兼用のクラッチハウジングはマツダロータリー専用の物が製作され、それにポルシェのシンクロ付き5M/Tをドッキングしたのだ。当初、757のラッキーストライクカラーの時は、インプットシャフトのケース内の支持部分のわずかな加工ミスで、2台ともレース中盤でインプットシャフトを破損してリタイアしている。次の年のMAZDAカラーの757は順調にレースをこなし、国産車初の総合7位でゴールした。その後4ローターに移行しても元々ポルシェの1000馬力に耐えられる、信頼性の高いトランスミッションなので、1991年に総合優勝した787Bまで使用された。
エンジンはマツダのロータリーなので、特に問題は無い訳だか、耐久王ポルシェのトランスミッション技術を利用したのは、勝つ為には合理的な考え方だったと思うし、不安要素を減らす意味でも重要だったと思う。
自動車メーカー=エンジンメーカーというイメージが強いから当然とも言える。
マツダスピードのグループCカーの歴史等は、個人サイトの
Cカー探偵団
が判りやすいです。
(私も、Cカーの製作等に係わり、レースでも数回ハンドルを握って現場にいたので、情報掲載に協力してます)
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マツダスピード関係
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2007. 1. 25. Thu
マツダの競技用駆動系の話 グループC編 1
マツダスピードのレース活動はその後RX7を改造したレース車両から、グループCカーの時代に突入した。
当初、2ローター13Bエンジンを使用したC2(Cジュニア)クラスに参加していて、車名717・727・737が基本的に同じシャシー(モノコック)を使用していた。
トランスミッションはヒューランドのFGA400型を一部加工して使用していた。
1983年717はシルバーストンでのレースでは、数々のトラブルが発生したが克服し、ルマンでは無難に走行しクラス優勝した。 ライバルが少なかった事もあるが、このシリーズの車両の中では一番多い、1周約13kmのサルテサーキットを302周走りゴールしている。
1984年727はルマンのレース中に他車とのクラッシュ等のトラブルで遅れたが2台共完走し、REエンジンを搭載したローラT616のクラス優勝と共にロータリー車全車(4台)完走を果たした。
1985年737は1台は比較的順調に走行したが、レース終盤になってトランスミッションの後ろ側のベアリングが破損し、キャリア部分の部品を丸ごと交換したが、ミッションケースのクラック発生の為、レース終了寸前までピットで待機し、チェッカー前にやっと周回させて完走させる状況だったが、クラス3位になった。
もう1台はスタート後まもなく、エンジンのオイル系のマイナートラブルが発生し修理に手間取り大きく遅れ、その後挽回したがクラス6位の結果に留まった。
当時は、ルマンのレース前に、レース走行距離約5000kmの走行テストを事前に行なう程チームに余裕が無かった時代だった。 何とか車両製作を間に合せ、国内の耐久レース参加やシルバーストンでテストは行なったが、事実上ルマンに対しては、多少ブッツケ本番的な参加が多かった。
特に737は、イギリスのスネッタトンでの走行テストで火災を発生し全焼した。この時は何故かモノコックまでスペアがあったので、イギリスの前線基地であるシルバーストンのガレージで約3日?の完全徹夜作業で、ほぼゼロに近い常態から焼け残りやスペアパーツで1台の車両を組上げ、トランスポーターに載せ、ドーバー海峡を渡りフランスに向かった。記憶もかなり薄れたが、今までの人生で一番キツイ徹夜だったと思う。
ルマンのレース前からメカニックは既に耐久レースが始まっている状況だったのだ。 ┓(´_`)┏
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マツダスピード関係
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2007. 1. 9. Tue
マツダの競技用駆動系の話 GT300 ロードスター編
1997年にGT選手権参加用のREエンジン搭載のロードスターを製作した。
専門学校の授業ネタでの参加であったし、セミ耐久レースと言う事もあり、駆動系トラブルを避ける為、トランスミッションは前項の3ローター対応のドッグリングタイプPBSの5M/Tで、デフはFC3Sの物を使用した。 デフマウントは腕の部分はロードスターの幅と同じなので、そのまま取り付けて首の部分は、別にマウントを製作して搭載した。
ドライブシャフトもFCの物を使用し、ハブは5穴用の物のベアリングに入る部分だけ旋盤加工し、当時N2用にマツダスピードで販売していたハブキャリアに圧入して使用した。 ところが、FISCOでシェイクダウンテストした時、4周目の100Rでモゲタ! 直ぐに、別の物を手配してハイランドのレースに参加したが、やはり公開練習中に又 モゲタ・・・ このMSハブキャリアはあとで知ったのだが、実は実戦テストも出来ていない強度の無い品物で・・・ こんな物、スポーツキットで売るなよな〜 って、今はもう無いがMSのOBとしては (-_-;)
仕方無く、コストの問題もあったので、次戦からFC用の鍛造ハブキャリアを加工して使用し、その後は駆動系はノートラブルだった。 サスペンション・システムを当時のGTカーではまだ珍しかった、プッシュロッドタイプにしていたので取付スペースに自由度があり、ハブキャリア変更時に思った以上に幸いした。
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マツダスピード関係
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2008. 1. 28. Mon
MS時代に作った物 3
2008. 1. 27. Sun
MS時代に作った物 2
2008. 1. 26. Sat
MS時代に作った物 1
2007. 10. 01. Mon
F1日本GP 見学 3
2007. 1. 28. Sun
マツダの競技用駆動系の話 グループC....
2007. 1. 25. Thu
マツダの競技用駆動系の話 グループC....
2007. 1. 09. Tue
マツダの競技用駆動系の話 GT300....
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