今週末は、2016年初のリーダー・ライブ。前回はカルテットでの出演だった高田馬場「SunnySide」、今回からは、澤田さんも参戦になり、またまた賑やかに、BeBopてんこ盛りのステージをお届けいたします。皆様、是非是非、お越しください。
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1月15日(金)
竹内亜里紗5"BeBop Revisited!"@高田馬場「Sunny Side」 【Pf.竹内亜里紗 As.澤田一範 As.竹内郁人 B.藤田耕平 Ds.柳沼佑育】
私の勝手なイメージですが、ジャズは冬が似合います。帽子やトレンチコートという暖かそうないでたちのミュージシャンが昔のレコードのジャケット写真や映像によく登場すること。モノクロのも多いので、その色味のイメージもあるかもしれません。
そして、なによりBeBop全盛の頃のサウンドは、一見(一聴?)めちゃめちゃ元気で楽しそうであるのにその音色がたくさんの哀愁を抱えていること。澤田さんとも以前話したことがあるのですが、マイナー・キーのどんよりとした曲よりも、メジャー・キーの曲の中に隠れた小さな哀愁の方が余計に哀しく聞こえます。それは、私たちの敬愛するチャーリー・パーカーやバド・パウエルの人生が、彼らの演奏の中に反映されているからなのであって、誰のプレイでもそんな風に聞こえるというのではないのかもしれませんが・・・。
故に、これからも人生経験を重ね、哀愁たっぷりの音を出せるようになりたいものです。故に、ジャズにはやっぱり、物哀しい冬が似合う。真夏の野外演奏のイベントなんかもありますが、私的には、ちょっとイメージが違うなぁーと・・・やっぱり、そういうのは、ロック&ポップな感じ。完全に個人的な考えですが、そう思います。
・・・そんなワケで、寒い季節ですが、今年は冬眠しませんので(去年は冬眠してたー)是非是非、私たちの演奏を聴きにライブヘお運びくださいね。