++ てしごとDiary ++
izumiジュエリーシマノの藤沢泉のページです。
神奈川県小田原市に、ジュエリーショップを経営しております。

ジュエリーの紹介の他、アクセサリースクールの情報、またプライベートについても、
日々のことを書かせていただきます。




(背景は Happy Cloverシリーズ−シロツメクサのチョーカー)


2020. 1. 28. Tue ワイヤーワークで春のアクセサリー作り
2020. 1. 23. Thu パールアクセサリーのリメイク2
2020. 1. 22. Wed パールアクセサリーのリメイク1
2020. 1. 20. Mon 国際宝飾展へ
2020. 1. 19. Sun 伊豆山神社
2020. 1. 18. Sat ライカ2台、大人買いしてしまいました・・
2020. 1. 16. Thu 春に向けて・・
2020年 1月
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2020. 1. 2. Thu
 
秋田の風習
私の到着を待って、雪が降ったと義母に言われたくらい。31日のお昼過ぎから降り始めて、この冬初めての積雪だそうです。 
 
秋田で過ごすお正月も20回以上となりました。 
関東、関西とはまた違った年越しの風習があり、だけどそれに気がつくまであまりにも時間がかかった事を告白します。 
 
 
私が育った家(小田原。ただし母は京都人)では、母は30日、31日とおせち料理を作り、31日の夜に綺麗にお重に詰めて、元旦の朝に初めてそれを食べました。 
 
きちんとテーブルに着き、明けましておめでとうございます、の挨拶と、 
子供でもお屠蘇を口にちょっとつけて、お重を開ける。 
 
初日の出を見て帰って来た冷たい体が、お雑煮の椀の温かさで解けていき、目にも美しいお料理を銘々の小皿に取って、1つ1つ頂くのは、1年で1度の儀式だったのです。 
 
ところが、こちら秋田では、31日の夕方からなんだかズルズルと始まります。元旦を待たずにご馳走を食べるのがどうしても馴染めなくて、気持ちが悪かった。 
それは義父が生きていた時からそうでしたが、それは私たちが東京から来たお客さんだからなのかな?のんべのお義父さん、美味しいものは紅白を見ながらなのでしょうか? 
 
お正月を待たずに、はい、あんたがた、食べなさい〜、と始まって、ゆく年くる年を見ながら年越しそば。 
もう胃ももたれているし、元旦の朝は割合質素に。 
 
なぜなの・・。元日がちょっと寂しいのですけど・・。 
 
ところが、ようやくわかりました。 
結婚25年を過ぎた頃(最近です(^^;;)、どうも秋田では大晦日におせち料理、ご馳走を食べる風習だということが!お年玉も大晦日のうちに渡すらしい! 
 
19歳で東京に出ている夫は、その辺もよく理解していないから、何の説明もしてくれないので、私は随分長い間、お屠蘇を飲まない儀式感のない元旦を辛く思っていたのです。 
 
ようやく・・文化の違いを理解した私、最近は率先して秋田の風習を習っております。 
 
2日の日には、とろろご飯です。 
これも何年も、なぜお正月からとろろ??と思っていたのと、味噌味ってどういうこと??だったのですが、もうこうなると、これがないと秋田に来た甲斐もない、ということになります。 
 
お義母さん、お芋は買ってありますか?と確認。 
 
いつもは山の芋という黒くて丸いお芋で作りますが、今回はお義母さんのお友達がご自身の山から採ってきてくださった、長芋で。 
 
これをすり鉢で擦って、濃い味のお味噌汁で溶きます。 
おろし金を使いたいところですが、すり鉢で時間をかけて繊細に・・。 
修行僧のようであります。 
 
なんとも滋味深く、優しく、秋田の自然や素朴な人々に守られている気持ちになります。
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