会社の休みを取って今日は一日代掻き。とにかくこの2週間で2か月分ぐらいの行程一気に進めている感じで慌しい。
代掻きのポイントを予習しようと思ってネットで検索してみるとこんなサイトが出てきた。
http://white.sakura.ne.jp/~genki/sirokaki-2.html#代かき トップ
う〜ん、なかなか難しそうだ。
代掻きの目的。さらに細かい泥の層を作り、田の水持ちを良くする。田を水平に均すことで、稲の生育を同じくしたり、雑草を抑える。(水が浅いところは雑草が生えやすい。)
代掻きを始めると、自分の粗代掻きの時のトラクターがけがいかにムラがあったかがわかる。しっかりかけられたところは水とも馴染み、車輪の轍のあとに泥が流れ込んでいく、そうでないところは轍が残ってしまう。地面の水平が取れていないせいか、水がしっかり馴染んでないところは泥の層ができていない。
トラクターを反転させる時にどうしても大きな轍ができてしまう。今日は悦子も加勢に来てくれて、トンボで均してくれているが、その後に轍をつけてしまったりして、なかなか迷いながらの作業だった。
しかし、増田が荒して、悦子が修正するって、なんだか俺たち夫婦そのものって感じの作業だな・・・。そんなことを思ったりした。
悦子もお昼で上がり、午後からは一人作業。今度は孝夫が持って来てくれていた角柱をロープでトラクターにつけて引っ張ってみる。これがスバラシイ。水平かどうかはともかく、面がきれいに出る。高いところの土も削られて行くので、トンボでやるよりよっぽど面ができる。轍のあとも均してくれる。最初からこれでやっときゃ良かったな。
夕方になり雨もきつくなる。どこまでやってもキリがないのであがることにした。さあこれで2日後の田植えまで寝かしておこう。撹拌されて踊った土がゆっくりと落ち着いてくれれば、後は苗を植えるだけだ。
と言ってもあと2点ハードルが。
1つは水を切らさないこと。地面が現れて干上がると割れてしまい、そこから水漏れしてしまう。
もう1つは田植え当日の朝に、手植えのため、土に印つけで植える場所に印を付ける。これが水が多すぎると印しつけもその後の田植えもやりにくくなる。
この2つ、適度な水の入れ具合が大事なのだ。
田んぼ合宿に来てくれる人たちも延べ10人を越えた。なんとか2日間でやり切れそうな感じだ。
さあ、あともう少し。