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望三郎の地球宿づくり日記
信州安曇野で農的生活をしながらコミュニティ宿をやっている宿主望三郎の
宿づくりや夢の実現に向けて奮闘する様子を日記スタイルで紹介します。

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  2004. 10. 10. Sun
      宿業と家族の暮らしの両立
  
 僕が参考にしているペンションのオーナーAさんが、通信を読んで返事をくれた。 
 「この問題(宿業と家族の暮らしがいかに両立するか)は宿をやっている人は必ず直面する問題です。うちのB子さんと話すといいでしょう。」 
 Aさんファミリーの場合は、どんなふうにこれを解決しているんだろう?と思っていたので、早速B子さんに話を聞きに行ってみた。 
 このペンション、宿泊だけでなく、パーマカルチャーなどの有機農業から、オーガニックレストラン、フェアトレードのショップ、地域通貨など多岐にわたったコミニュティ型のペンションで一つのライフスタイルを提案している。そういったことに関心を持った人たちが集まり、稼働率は長野県一と言われている。スタッフも常時3〜4名ぐらいいて、現在では宿としての確固たる地位を確立している。 
  
 B子さんはかつてこのペンションにアルバイトとして働き、そのまま居ついてオーナーのAさんと結婚したのだという。当初は食事など運営面の切り盛りを一切行っていたが、その後子育てともう一つの理由で、食事作りなどの宿の運営からはある時期より外れたのだと言う。 
 B子さんが当時の思いを語ってくれた。 
 宿業という人との出会いを演出する素晴らしい仕事である一方、やはりゲストを中心にした生活に家族も合わせざるを得ない中で、子育てや家族というものについてはこれでいいのかという葛藤がずっとあったのだと言う。今は子育てを中心にしながら、B子さんのやりたい子育てサークルやゲスト向けにヨガを行うなど、本人のやりたいところでの宿づくりに参加しているとのこと。 
   
 Aさんファミリーも同じだったのか。ダンナが突っ走り、奥さんが頑張って下支えをして成り立っているという構図が我が家と同じであることに、思わず笑ってしまった。そして、そのことで奥さんがいかに大変な思いをしているか。夢に突っ走って生きてきたオーナーのAさんをすごいなあと思うところがあったのだが、「なんだ〜一緒じゃん」なんて妙な安心感を持った。 
 
 B子さんの話がその人柄と共に自分の中にスッと入ってくる。そして、「悦子もこんなふうに思ってたんだなあ。」と、悦子の気持ちを聞いているかのような気がした。悦子本人から言われると、関係が近すぎて聞けない内容も、B子さんの語りを聞いていると、女性というものが、いかに母親として子育てに対して真摯で、その寝枠として家族というものを大切にしたいと思っているかを客観的に受け止めることができた。子育てに対し、母親は本能的な真摯さを持ち備え、父親は人格による誠実さを持って望まなければならない。つまり男と女は違う。今までは自分の違いばかりを主張していたように思うが、女性の違いというものをもっと受け止めていかなければならないのだと思う。B子さんからそう感じさせてもらった。 
 
 話を聞き終えて、僕らは真っ直ぐ家に帰らずに悦子のお気に入りのパン屋に立ち寄った。B子さんと話をして、今までの自分のもやもやが少しづつ晴れていくような気がして、悦子とその続きをもうちょっと話したいと思ったからだ。幸い風は車で寝てしまった。木立に囲まれたパン屋のオープンスペースで僕らは2人でゆっくりと話す時間を持った。悦子にB子さんの話を聞いての感想と僕の今の気持ちを伝えたくなった。 
 「女性にとって、いかに子育てが大事で、家族が大事であるかということを、B子さんの話を聞いて自分の中に入ってきたよ。悦子の願いもB子さんの思いと同じなんだと思ったよ。今は悦子が妊娠生活をゆっくりとできるように、それを増田ファミリーの中心にしていこうと思う。宿はやっていこうと思ってるけど、悦子や家族にとって無理のないやり方を考えていこうと思うよ。」 
 宿と家族の両立、けして簡単なことではないのだろうが、悦子のことを思いやる気持ちを忘れずにやっていきたいと思う。きっと見出していけるはずだ。 
  

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