小岩
「COCHI」のライブ。温かいCOCHIの空気は、いつだって、心からジャズをやりたい気持ちにさせてくれる。最初の曲を演奏しながら、ふと、明後日(3月12日)は、パーカーの命日であったことを思い出す。何かパーカー関連の曲をと思い、1st.セットでは定番「Ornithology」を演奏した。
インターバルで、お客さんのすーさんとお話をする中、先日亡くなったGt.宇山恭平さんのお名前が挙がる。そういえば、As.澤田さん率いるwith Stringsを最初に企画したのも、パーカーを心から愛していた宇山さんだったこと、そして私も微力ながら、そのwith Stringsの中でパーカーの音楽を再現する一員であれたことを想えば、今日はパーカーと宇山さん、二人分の追悼をしなくてはと思う。2nd.セットの最初に、with Stringsのレパートリーで私が一番好きな「Repetition」を久しぶりに演奏した・・・・ら、なんと、お客さんで見えていたチャーリーさん(この人も勿論、パーカー・ファン《笑》)は、COCHIへ来る道中、ずっと頭の中でRepetitionが流れていたのだそうだ。そして、実は私も今日の昼間、なんとなく懐かしくなって、一昨年のwith Stringsでのライブ音源をずっと聴いていたのだ。・・・今日は皆の心が通い合っているみたい。宇山さんも、店の何処かにいてくれたような気がした。天国と交信しているような、なんだか不思議な夜だった。
レコ発が暫く続く中、正直、煮詰まりかけていたのだが、ふと心に蘇ったチャーリー・パーカーの音楽と、「ビ・バップが一番いいんです」という宇山さんの言葉が、原点に戻ればよいだけのことなのだと、教えてくれた。私は、もっともっと、ずっとビ・バッパーでありたい。
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すーさんのライブ・リポート(「COCHI」のホームページより)】